構   造

 
個型浮体式で、浮力体(耐油性スチレンフロート)を入れてあり、浮力体間には折りたたみ可能(間仕切り部)な部分を設けてあります。又、水面下には同質の布地を垂直に垂らして防油壁とし、その下端には浮遊の安定及び復元を保つための鉛を外部より取り付け重錘としてあります。
補強策には伸びの少ないポリプロピレンロープを使用し、ロープ両端は首止メ金具にて固定させています。又接続部は、重ね合わせファスナー方式です。


       




特   徴

 
●耐油性・耐候性
    本体部及び水面下防油壁のキャンパスは軽くて強く、しかもオイルフェンスの使用条件に適した材質のものを使用します。したがって、天候による変化は全く無く、耐油性に優れ、耐久性も抜群です。  
     
●作業上の取扱いが容易
    軽くて持ち運びが良く、約1m毎に間仕切部を設けてあるので、容積が少なくてすみ、展張、回収など取扱いが容易です。    
     
●重量が軽い
    本体及びスカート部にはキャンパスを使用し、浮力体には耐油性スチレンフロートを使用しているので軽量で持ち運びが便利です。    
         
●長さ方向への強力
    本体部の長さ方向への強力は、浮力体とスカートとの中間にメインロープを両面(2本)くみこみ、本体布地及び接続部に直接に力が加わらない方法をとっています。    
         
●波乗りが抜群
    円筒形の浮力体部と適度の間仕切部が、波乗り効果を高め、水面上の高さはいつも安定しています。    
         
         
         
   
@ファスナー
 接続用スライドファスナー
 (重ね合わせファスナー方式)
A浮体
 耐油性の固型発泡
 スチレン・フロート
Bナマリ
 浮遊の安定と復元を保つ
 為、外部からかしめる
C首止メ金具
 ロープ固定用金具
Dスライダー
 ファスナー止メ金具
Eシャックル
 接続用シャックル
Fスカート
 防油壁としてキャンバスを
 使用



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